衛星歴4年:1998年9月〜1999年8月

9月興行『真鍮のカナリヤ』

日程:1998年9月18日〜27日
会場:ライブハウスCBGB跡

作・演出

蓮行


出演

岡嶋秀昭 チャック・O・ディーン 黒木陽子
モジャリーノひげ麿 居神敏美 蓮行
京大アカペラサークル「Crazy Clef」

真鍮のカナリヤ 真鍮のカナリヤ

スタッフ

舞台:松本亜希子
照明:川瀬真琴 魚森理恵
音響:Crazy Clef 内田健一
舞台監督:赤坂かおり
衣装:図司早織 林佑有子
演出補:植村純子

制作:黒木陽子 植村純子 京都Light-Theatre project(亀本伸彦 西川まゆ)

廃墟となったビルの地下室を使用。(ちなみに、2021年現在、地点の稽古場兼アトリエ「アンダースロー」として運営されている場所である。)
仲間を失ったとあるバンドのお話。若者の死生観を問う、真面目なお芝居。
京大アカペラサークル「クレージークレフ」が客席を囲み、生音響を担当した。

同時上演/新人錬成の会公演『ガラスの鉄拳』

日程:1998年10月25日〜27日
会場:京大吉田寮旧食堂

作・演出

黒木陽子

出演

脇坂亜紀子 図司早織 帆足桃子
中筋健介 黒木陽子

ガラスの鉄拳

スタッフ

照明:川瀬真琴
音響:内田健一
舞台:山下美喜
衣装・小道具:図司早織

制作:黒木陽子 植村純子 京都Light-Theatre project(亀本伸彦 西川まゆ)

交渉:脇坂亜紀子
丁稚:黒田勇
発声指導:蓮行

明日の衛星をしょって立つ人材を育成するために、企画立案から全て新人の手による公演を・・ということで、「新人錬成の会」を設立。(後の「劇団星衛」の前身。)
この時は、衛星興行と同日程・同会場での同時上演にて行った。黒木陽子初の作・演出作品。

10月特別興行『宇宙巡査部長ガリバン -万博ホールヴァージョン-』

日程:1998年10月18日
EXPO大学演劇祭'98参加作品。

会場:大阪万博ホール



作・演出

蓮行


出演

岡嶋秀昭 真野絵里 蓮行 駒田大輔
チャック・O・ディーン モジャリーノひげ麿
伊豆原涼子 粥川責也

エキストラ:
足立百子 からたちともや 北口景子
清田わか菜 黒木陽子 鯉田明宏 後藤加奈
澤田光子力 宿谷裕子 図司早織 高谷一毅
西村健 萩元えんこ 服部裕子 藤島あきら
帆足桃子 水波流 横山尚明 脇坂亜紀子

宇宙巡査部長ガリバン万博ホールバージョン 宇宙巡査部長ガリバン万博ホールバージョン

スタッフ

舞台監督:赤坂かおり
照明:川瀬真琴
音響:ナイスな歌謡曲バンド心(G. 内田健一 B. 陣内幸史郎 Dr. 高森栄一 Key.川原靖弘)
舞台:山下美喜 松本亜希子
映像:田中貴光
衣装:図司早織 ハシタニヒロコ
小道具:図司早織
演出補:植村純子
ビデオ撮影:魚森理恵
制作:黒木陽子 帆足桃子 京都ライトシアタープロジェクト(亀本伸彦 西川まゆ)

EXPO大学演劇祭'98参加。初めての大阪公演は、初めての大ホール。
ホールのスタッフさんに心配されながらも、大舞台の上に水をはった子供用プールを持ち込み、役者が次々と飛び込んだ。
台風の影響で中止も心配されたが、当日は見事に晴天。午前中の上演だったため、終演後にはエキスポランドでスタンプラリーも実施。

11月実験劇場『脳天気番長ダンスホールへ行く』

日程:1998年11月21日・23日
京大11月祭演劇企画参加

会場:京大総合人間学部E11教室

作・演出

蓮行


出演

岡嶋秀昭 チャック・O・ディーン 大木賢二
湯川知行 友井田亮 黒木陽子 蓮行

脳天気番長ダンスホールへ行く

スタッフ

舞台監督:赤坂かおり
舞台美術:山下美喜
照明:赤い稲妻
衣装・小道具:図司早織 ハシタニヒロコ
音響:中筋健介
演出補:植村純子
制作:京都ライトシアタープロジェクト(亀本伸彦 西川まゆ)

12月大阪興行に先立ち、プレ公演としてシリーズ前作を披露。
大学祭運営上の都合で2ステージのみの上演となったため、会場前に長蛇の列ができた。この頃から、京大11月祭には、学ランやセーラー服姿の役者達が出没することが定番となる。

12月大阪興行『脳天気番長出馬する』

日程:1998年12月18日〜20日
扇町アクトトライアル'98 参加公演

会場:扇町ミュージアムスクエア

作・演出

蓮行

出演

岡嶋秀昭 チャック・O・ディーン 大木賢二
奥田ワレタ 湯川知行 友井田亮 黒木陽子 蓮行

スタッフ

舞台監督:赤坂かおり
舞台美術:山下美喜 松本亜希子
照明:小柴徹久
音効:中筋健介 森山一行
音楽:川原靖弘
衣装・小道具:図司早織 ハシタニヒロコ
チラシデザイン:西川まゆ
イラスト:大木賢二
制作補:真野絵里 西沢昇子 帆足桃子
演出補:植村純子

企画:劇団衛星
特別協力:FM京都(α-station)
特別協賛:二条自動車教習所
協賛:大阪ガス株式会社

脳天気番長出馬する1 脳天気番長出馬する2
「デフレスパイラルは衛星が斬る!」をキャッチコピーに、大阪へ殴り込みをかけた記念すべき公演。
お陰様で大好評を得、扇町アクトトライアル'98の最大の動員、そして過去5回の京都からの参加劇団の記録を塗り替える動員を記録。
衛星の一つの転機とも言える、絶賛を浴びた公演である。

2月興行『Candle』

日程:1999年2月18日〜21日
アトリエ劇研演劇祭参加

会場:アトリエ劇研

作・演出

蓮行

出演

チャック・O・ディーン 岡嶋秀昭 真野絵里
黒木陽子 モジャリーノひげ麿 岡本タダシ 蓮行

candle candle

スタッフ

舞台監督:脇坂亜紀子
舞台美術:山下美喜
照明:モリサワメグミ 小嶋陽子 西沢昇子
音響:森山一行 中筋健介
衣装:ハシタニヒロコ 山本ユーコ
プロデューサー:亀本伸彦

制作:西川まゆ 黒木陽子 伊豆原涼子 足立百子 井奥裕子 図司早織 玉木薫 帆足桃子 水井麻紀 京都ライトシアタープロジェクト

演出補:植村純子

チャック・O・ディーンがニヒルな主人公を演じた西部劇。
春休みで学生の居ない京都に、阪神圏から多数のお客さんにお越しいただいた。この公演を観て、後に劇団員になったメンバーが複数いた。

4月興行『総理・保科仙吉/超贋作サロメ冒涜版』

(京都)
日程:1999年4月16日〜25日
会場:アトリエ劇研

(神戸)
日程:1999年4月28日〜29日
会場:シアターポシェット(神戸)

作/演出

蓮行


「サロメ」原作

オスカー=ワイルド


出演

『総理・保科仙吉』
岡嶋秀昭 駒田大輔 橋本裕介 陣内幸史郎 蓮行

『サロメ』
ヌンチャク家おでん(チャック・O・ディーン) 湯川知行 奥田ワレタ 黒木陽子 中筋健介
candle candle

スタッフ

舞台監督・衣装:ハシタニヒロコ
舞台美術:山下左中間
照明:モリサワメグミ
音響:中筋健介
音楽:川原靖弘
助手:山本ユーコ 筒井加寿子
制作:黒木陽子 水井麻紀 井奥裕子 足立百子 脇坂亜紀子 京都ライトシアタープロジェクト
チラシ作成:西川まゆ
プロデューサー:亀本伸彦
演出補:植村純子

ついに京都・神戸2都市興行を敢行。初期衛星の2大傑作と言われる作品を2本立てで上演し、16ステージ×2作品のロングラン公演を行った。
CSスカイパーフェクTV「京都チャンネル」にて全国放送され、初めて衛星の作品が映像になった。

パトロンの会会員数3桁突破記念企画『大解説/お気に入り大戦』

日程:1999年5月
会場:京都精華大学(明窓館104号室)



作/演出

蓮行


出演

岡嶋秀昭 チャック・O・ディーン 真野絵里
奥田ワレタ 黒木陽子 中筋健介 山本ユーコ
筒井加寿子 奈木野健次 蓮行


スタッフ

舞台監督:ヌンチャク家おでん
舞台:山下左中間
照明:西沢昇子 水波流
音響:山本ユーコ
制作:黒木陽子 劇団衛星
連絡係:足立百子 井奥裕子 他
演出補:植村純子
パトロンの会会員数3桁突破記念企画『大解説/お気に入り大戦』
パトロンの会会員も、ついに100名を突破。その感謝の気持ちを込めて、会員限定企画を行った。
「衛星劇作作業の縮図」とも言われる即興編集劇「大解説」と、それぞれの役者が過去に演じた中でもっともお気に入りの役柄を演じ、それを蓮行が再編成する「お気に入り大戦」の2本立て。

7月興行『血の創世記』

日程:1999年7月9日〜20日
会場:京都吉田神社境内特設ステージ



作/演出

蓮行


出演

岡嶋秀昭 奥田ワレタ 蓮行 田中遊 岡本タダシ
嶺瀬あゆき チャック・O・ディーン
陣内幸史郎 新加奈子 真野絵里



7月興行『血の創世記』

スタッフ

演出補:植村純子
制作総指揮:亀本伸彦
プロデューサー:橋本裕介
舞台監督:繁内一也
照明:モリサワメグミ
照明補:西沢昇子
音楽:中筋健介
音響効果:山本ユーコ
舞台美術:山下左中間
舞台スーパーヴァイザー:石田豊 夏目雅也
衣装小道具:筒井加寿子 図司早織 松下美香
宣伝美術:西川まゆ
制作:黒木陽子
制作補佐:井奥裕子 足立百子 安藤花恵 伊豆原涼子 川勝美香

協力:京都ライトシアタープロジェクト
協賛:二条自動車教習所

構想2年の「一大血液型叙事詩演劇」。
役上の血液型と出演者の血液型を合わせ、それぞれにプロットを書かせたところ、思った以上に統計的血液型観が現れた作品となる。
この公演にて、近年京都の劇団が成しえなかった1,000人動員の悲願を達成。