記念すべき劇団衛星の第一回公演。高橋いさを氏の作品を原作にしているが、大改訂の結果、人物設定を借りただけの、原型が骨組みしか残ってないような作品に。「下ネタばっかりですね」とアンケートに書かれた。
日程:1995年11月21日〜24日
京大11月祭演劇祭典参加
京大11月祭の演劇企画に参加。教室で行なわれた公演。舞台上で即興劇をし、その場で演出し、解説する、…という実験的演目。
参加メンバーは4人で人手不足のため、出演者が舞台上でピンスポットをつけたり、リモコンで音響を流したりもした。
日程:1995年12月21日
会場:京大文学部学生控室
本当に「茶会」。劇団による茶会。
当時、メンバーの中に、京大茶道部「心茶会」所属していた者や茶道経験者が数人いたため、この月の発表会は茶会となる。
茶道のショーパフォーマンス性に着目、劇団による茶会開催という実験的試み。
日程:1996年5月9日〜12日
会場:京大吉田寮旧食堂
蓮行
岡嶋秀昭 高菜キャル 新妻ケンジ 山口利史
蓮行 他日替わりゲスト
舞台監督:あまきぎん
装置:夏目雅也
照明:磯部慎吾 小柴徹久
音響:ラジオ・フリーダム
衣装:黒田直美 井元真利愛
メイク:西川まゆ
制作:植村純子
主力メンバーの他劇団への客演のため停止していた活動を再開。衛星初の「興行」。
奇想天外な総理大臣が大活躍する「末法社会派悲喜劇」。男の役者5人と日替わりゲスト陣で上演。
大好評で最終日には80席の客席に170人のお客さんが入るという、とんでもないことになった。今だから言える、あり得ないけど本当の話。
日程:1996年6月15〜16日
会場:京大総合人間学部E号館裏庭
オスカー=ワイルド
蓮行
堀川佳子 湯川知行 ヌンチャク家おでん 亜邪夢
川口えり子 田中恵理佳 高菜キャル 中治人
石原ザクレロ
あまきぎん
夏目雅也
西川まゆ
植村純子
京大の校舎の窓から裏庭での上演を観る、という形式での野外公演。校舎二階の廊下から観る「二階席」も設ける。
ヌンチャク家おでん(後にチャック・O・ディーンに改名)衝撃のデビュー作。
この頃、オフィシャルファンクラブ「劇団衛星パトロンの会」を劇団自ら発足(2003年8月でもって会は終了)。