私、首藤慎二は2016年3月31日を持ちまして、劇団衛星を退団させていただきました。
皆様には急なご報告となってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。
劇団衛星には、2011年より所属をして参りましたが、今回、新しい道へ向かうことを理由に、退団させていただく運びとなりました。
20代半ばから衛星と関わらせていただくようになり、団員となってからは5年と3ヶ月。これまで色々なことがありましたし、多くのことを学ばせてもらいました。小劇場演劇というフィールドで、一人の役者として、舞台の上だけでただ演じる、というだけでなく、それ以外の演劇に携わる仕事という責務が、自分を成長させてきたように思えます。
演劇ワークショップの講師として様々な小中高校へ行き、数えきれないほどたくさんの子どもたちと演劇を通じて、その時だけの「劇団」を立ち上げて、発表会という「本番」をやってきました。
演劇を好きな子も嫌いな子もやりたい子もやりたくない子も(どっちでもいい子も)、発表会前の緊張しながら袖にいる姿は、皆同じで。そんなかけがえのない瞬間の現場に居合わせることができたこと、それが幸せでした。
劇団衛星で共演させて頂いた俳優の皆様、スタッフの皆様、そして関係者の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
そして、観ていただいた観客の皆様、本当に、本当にありがとうございました。
これからも、劇団衛星をどうぞよろしくお願いいたします。
首藤慎二
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このたびは、諸事情により、このような急なお知らせになってしまい、また詳細について現時点できちんとご説明することもできず、大変申し訳ありません。
私たちとしても、残念な思いはあるのですが、首藤がこれからの人生をがんばっていってくれることを期待しています。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
劇団衛星 一同