ファックジャパン

特技: 特技と自分で言えるものはもう無くなってしまいました。こうやって歳を重ねて何もかもを徐々に失っていくのだろうかと思うと恐ろしいです。 |  好きな食べ物: うどん(主にカレーうどん) |  好きな異性のタイプ: おもいきった人 |  人生の一言: プロレスとは、底が丸見えの底なし沼(井上 義啓) |  人生の一曲: SUN,GUN,RUN(Boredoms)
役者歴: 佛教大学在学中、バンド「ピロティ」で活動する傍ら、フリーペーパー「バッグマガジン」にエッセイを連載。同誌で同じく連載していた劇団衛星代表・蓮行と出会う。2000年12月劇団衛星「脳天気番長は18歳」で役者デビュー、これを機に劇団衛星に入団。

生年月日: 生年月日 1979.3.30 |  血液型:  A型 |  星座:  牡牛座 |  出身地:  大阪市生野区 |  身長: 166 |  体重:  95 |  サイズ B 100 / W 108 / H 100 / 靴のサイズ 27cm

ヰタ・セクスアリス

文責・ファックジャパン 最終更新/2017年11月24日
なけなしの約束
1センチ5ミリの男が現れました。

「ありがとうございます。ようやく来てくれたのですね」

出会った時は平静を装いつつもそう挨拶をしていましたが、その実、胸の内は記憶にないぐらいジンジンしていました。
泣きはしませんでしたが、あともう2年出会いを待たされていたら泣いていたでしょう。

(※2年というのはしかし根拠がなく単なる思いつきです。
こういう時は2、3年と書いたほうが良いのでしょうが私はそういう男なのです。
あやふやな情報の時でも言い切ってしまいたい男な のです。)

1センチ5ミリの男とお会いしたいと宣言して、
もう10年になります。
当時みんなは拍手をおくってくれましたが、
私は知っています。
その時みんな真顔だったということを。
常識では拍手をする時は笑顔、
もしくは紅潮した表情、
というのが私の中の常識です。
真顔はありえません。
真顔など拍手であって拍手ではないでしょう。

いえ、
恨み言はよしましょう。
とにかく私の想いは誰からも歓迎されていない
という事はその時から知っていました。

自分ひとりのチカラではやはり10年はかかってしまいます。
小さく、遠い存在のその男 が。
目の前に現れ、近くなっても、思っていたよりも小さい男でした。

10年前、1センチ5ミリの男とお会いしたいと思っていた動機ももう忘れてこそいませんが、その実どうでも良くはなっているのが本当のところです。

それでも嬉しい。
それでも嬉しいことが私にはとても嬉しかったのです。

ありがとうございました。