【第一回】

キャッチーな挨拶でさわやかに読み物デビューをかざりたいと必死に頭を回転させてみましたが、私にそんな才能はありませんでした。

ようこそ。私の読み物ページへ。
訪問ありがとうございます。

いやお前の挨拶はどうでもいい、そんなことよりこのタイトルは一体何だ、田中些事集?古今和歌集みたいなリズムを刻みやがってと思われた方にですね、このタイトルをつけるに至った理由を説明したいと思います。

この読み物企画にチャレンジするにあたり、私考えました。

私は皆様に、どれだけ素敵な言葉をお届けできるだろうか。
私は皆様に、どれだけ価値ある知をお届けできるだろうか。


色々考えました。
そしてある一つの結論にたどり着いたのです。


そ ん な こ と は 不 可 能 ダ !!!


そもそもちゃんとした文章を書く才能が私にはない。そんな能力は母親の胎内に置いてきた。
というかDNAに組み込まれていない。
それでもほんのわずかに芽生えていた私の中の「ちゃんとした文章書くモード」は大学の卒業論文ですべて使い果たした。山口百恵さんが引退コンサートでマイクをステージに置いたかのように、私もそっと大学の事務室に置いてきた。

しかし問題はそれだけではないんですね。

そこへ田中の飽き性気質がとどめを刺すかのように襲い掛かってくるのです。
どれぐらい飽きが来るのが早いかというと、
多分ウサイン・ボルトが100m走り切ったころにはすでに別のこと考えてる。
そんな世界記録レベルの速さで飽きが来ちゃうわけです。
いや、ほんと自分でもびっくりしちゃって。え?そんなすぐ飽きちゃって大丈夫?色んなものに恨まれて突然後ろから鈍器で殴られて首ボキッてなったりしちゃわない?みたいな感じで。

しかしそんな絶望をよそに読み物企画はですよ、私に何の許可もなくどんどんずんずんずんどこきよしで近寄って私をいたぶってくるわけです。

この恐るべき「読み物」を、私はどうやって乗り越えるんだ....

そして気がつきました。

自分が楽しめたらよくない???

素晴らしい答え出ました。もう100点満点。単位認定確定です。ありがとうございます。
ホラティウスが書いた紀元前の詩にさえ出てきますからね。カルペディエム(訳:その日を摘め)って。今を楽しんじゃってーって。イェーイめっちゃホリデーーーーイって。

ということで、自分で書いててつい楽しくなるようなことを扱っていこう、ということに決めました。
ついさっき。
皆様にとってはどうでもよすぎて気絶するぐらいの内容なんですけど、私としては楽しく書けるものを飽きるまで気楽に綴っていこうという意味を込めて、「田中些事集」というタイトルにした、というのが理由でございます。

疲れた!!!

そうこうしてるうちに締め切りまであと5分になりました。いやー「Real Face」ですね〜。
この曲流行りましたよね。毎日ギリギリでいつも生きているせいで今や私のテーマソングです。

ギリギリでいーつも生きていたいからー!アーアー!!

こんな感じでぐだぐだと文字を打ち続けておりますが、結果何を目指しているかといいますと、電車の待ち時間にサクッと読んでもらえるような脱力系文章を提供させていただきまして、色々忘れてどうでもいい気分になっていただきたいと思っているのです。

とってもマイペースなページですが、
これからどうぞよろしくお願いします。

おしまい。