【蓮行流○○道場#61「蓮行流クロスメディアミクス道場49」】


劇団衛星代表、蓮行であります。

先日、京都市役所にて、京都市職員の皆さんへの「特別講座|発想力を鍛える〜アーティストに学ぶ『アート思考』〜」という研修を、別ジャンルのアーティスト(画家)の吉田桃子さんとのコンビ(お初のコンビでした)にて実施しました。

吉田桃子さんはこんな方です。
https://www.fujitv-view.jp/article/post-213921/

奇しくも、緊急事態宣言により、私たちの研修を最後に、翌日からは当面全て対面講座は中止、ということになったタイミングでした。当日は、最大限の感染症対策を実施しての開催ですが、後半に予定されていた吉田桃子さんの「絵を描く」特別研修は、中止となってしまいました。

ざっくりとした内容としては、「アート思考」に関する講義と演劇ワークショップを実施し、吉田桃子さんとの対談を行いました。
対談では、吉田桃子さんの作品創作についてお聞きしながら、蓮行が演劇作品を創作するプロセスについても触れました。よく考えてみると、あまりそのプロセスの話はよそでしないので、自分でも新鮮でした。
当然と言えば当然ではあるのですが、二人のアーティストでは作品創作のテーマも、プロセスも、発想の起点も全く異なっていました。対談でその「違い」に触れることができたのは、「アート思考」に触れる上で、意義深い対談だったのではと、振り返っています。

参加者のみなさまからは、「創作した後の作品に対して、アーティストはどう考えている?」などのご質問をいただいたり、「時間が短く残念だった」というありがたいお言葉もいただきました。そして、「絵を描くワークショップが中止になってしまい残念だった」とのお声もありました。

コロナが収まったら、いつかまたフルバージョンでやり直したい、と願っております。こんな記事を書いたら、どこかから「うちの市でも!」とか「うちの会社でも!」とかご依頼いただけるんじゃないか、とちょっと期待しつつ…。