【第18回「お家で映画(Amazonプライムビデオ)」】


先日、キッチン用のハンドソープ入れに間違えて洗顔フォームを詰め替えてしまいました。洗い物の後の手がいつもよりもっちりと良い匂いになった気がします。森谷Aです。

僕は映画館で映画を見ることが結構好きなのですが、不要不急の外出自粛の最近は映画館に行って映画を見ることができません。なので今回はお家で見れる映画をお勧めしようかと思います。ちなみに、僕はAmazonプライム会員なので、今回ご紹介する映画は基本的にAmazonプライムビデオで視聴できるものになります。

『岸和田少年愚連隊』
若かりし頃のナインティナインが主演の青春映画です。
ストーリーは暴力暴力また暴力といった感じで繰り返しが多くて少し単調な気もしますが、当時の若手吉本芸人が多数出演してることもあり、映画の中だけでなく撮影している時も青春だったんだろうなあと感じられる作品です。岡村さんが乗っている原付のデザインが個人的には好きです。

『トレインスポッティング』
スコットランドを舞台に、ヘロイン中毒の若者の日常を描いた作品です。
スコットランドの曇りがちな気候とダニー・ボイル監督の斬新な映像世界は相性が良いように感じます。どんよりとした中にも微かに光が見えるような映像は若者の内面を表しているのではないかと思います。音楽もブリットポップやEDMなど若者独特の倦怠感や疾走感があるものが起用されており、目で見ても耳で聞いても素晴らしい映画です。

『未来世紀ブラジル』
モンティ・パイソンというグループをご存知でしょうか。イギリスの伝説的コメディグループですが、その中で最も独特なクリエイターなのはこの作品の監督のテリーギリアムだと思います。暗黒未来としての情報統制をダクトを使って視覚的に表現したり、主人公の夢、妄想が物語が進むにつれ現実と境界を失っていくさまは鮮やかで、物語への没入感は凄まじいものがあります。劇中何度も流れる「ブラジルの水彩画」も効果的で文句なしの素晴らしい作品だと思います。

『グランド・ホテル』
ホテルのような一つの大きな場所に様々な人間模様を持った人々が集まって、そこから物語が展開する方式を「グランドホテル方式」と言いますが、その語源はこの映画になります。当時のオールスターキャスト映画として作られたこの作品は歴史に残る名画として後の世に強い影響を与え続けています。今見るとストーリーがありがちなものと感じるかもしれませんが、アカデミー作品賞を受賞した映画だけあって一見の価値ありだと思います。

『雲のむこう、約束の場所』
「君の名は」「天気の子」などで有名な新海誠監督の初長編作品です。個人的に新海監督は冬という季節を描くのがとても上手い人だなあと思います。ストーリーの説明を極力省いた本作では、新海作品の透き通った空気感や初期作品に見られるノスタルジックな雰囲気が剥き出しの状態で感じられると思います。

ここまで上げた映画はAmazonプライムビデオで無料で見れますので、お暇な方は是非ご覧になって僕に感想などお伝えいただけると飛び跳ねて喜びます。
大変なご時世ですが、皆さまどうぞお体にお気をつけて。
それでは、失礼いたします。