【第11回「読書」】


森谷Aです。
皆様、この暑さの中いかがお過ごしでしょうか。
僕の体はここぞとばかりに汗をかいております。
誰か汗をかきにくくする方法を教えてください。

さて、最近読書に対する欲求がすごいです。
読書の秋とはよく聞きますが、僕には今読書の夏が来ています。
おそらくこの1年ほど忙しさにかまけて読書をないがしろにしてきたつけでしょう。

今回はここに僕が備忘録的に読みたい本を書いていくことにします。

<家にあるもの>
『ジョン・レノン対火星人』(高橋源一郎)
何度も読もうとしてはいますが、そのたびに挫折してしまう本。
文体は読みやすく、登場人物もそこまで多くないのに読み進めることができない原因は暗喩の多さではないかと思われます。

『銀河鉄道の彼方に』(高橋源一郎)
宮沢賢治と高橋源一郎が好きなので購入しましたが、他に読んでいない本が多すぎるのと、なかなかの分厚さのため部屋の本棚にずっと入れられたままの状態です。

『道化師の蝶』(円城塔)
新しいタイプの小説を読みたくて購入しました。
システムエンジニアという異色の経歴を持つ作家で、その文章にもその影響が色濃く出ているそうです。

『ハーモニー』(伊藤計劃)
前述した円城塔の盟友にして夭折の作家。
日本SF界ではその名をしらぬ人がいないほど有名な方ですが、読んだことがなかったので購入しました。

『芽むしり仔撃ち』(大江健三郎)
大江健三郎の本を読みたいと思っていたときに購入しました。
大学の書店で購入したので安かった記憶があります。

『色彩を持たない田崎つくると彼の巡礼の年』(村上春樹)
祖父から譲ってもらった本ですが、最近の村上春樹作品に何故か苦手意識があり読めていません。きっと面白いんだろうなあと思います。


<家にないもの>
『重力の虹』(トマス・ピンチョン)
アメリカの大学生が読んでないのに読んだと嘘を着いてマウントを取る作家のナンバー1らしいです。
現代SFを代表する作家の代表作にして問題作とのことです。

『ダブリン市民』(ジェイムズ・ジョイス)
アイルランドの首都ダブリンで生きる人々の生活を描いた短編集です。
もともとイングランドやスコットランド、アイルランドが好きなので読んでみたいのですが、いかんせん高い。

『ヴァージニア・ウルフなんて怖くない』(エドワード・オールビー)
アメリカ不条理演劇の戯曲です。
映画は見たのですが、戯曲を読んで更に味わいたいと思っています。

『レプリカたちの夜』(一條次郎)
デヴィット・リンチ的な世界観の小説らしいです。
悪夢的な世界観の小説は好みなので時間があればすぐにでも読んでみたいです。

『ぼっけえ、きょうてえ』(岩井志麻子)
夏なので、ホラーでもと思ったときに真っ先に思い浮かぶ作品がこれなのですが、近くの書店にあまり置いておらず、どうしたものかと言った感じです。

『ぼぎわんが来る』(澤村伊智)
最近この作品の映画化されたものを観たのですが、あえて過度な説明を省いているような部分が多かったので、原作ではどのような描写がされているのか非常に気になります。

『裸のランチ』(ウィリアム・バロウズ)
作者のバロウズは生粋のジャンキーとしても有名で、彼のトリップしたときの感覚や見えている世界が表現されている本だと聞きました。カットバックという手法が用いられているのも興味深い点です。

結構な数になりました。
この他にも家にある読んでない本はなかなかたくさんあるので今後はどうにかして休みの日に読書ができるくらいの心の余裕を保ちたいですね。
あとスマホを触りすぎないようにします。