黒木陽子の「私はこんな海外ドラマを見てきた」 vol.52 こんな風になりたい 今回はこれ! 『グッドワイフ』(米CBS2009年〜2016年) 州検事の妻として郊外で良妻賢母として主婦業をしていた主人公。しかし、ある日夫に売春がらみの収賄容疑がかかり、逮捕されてしまう。しゃーないので家を手放し、13年ぶりに弁護士として復帰、友達の弁護士事務所に雇ってもらうことになるのだが、そこにはロースクール時代にいい感じになった男がいた。旦那に対する不信感は拭えないし、半年間の試用期間でライバルと競わなきゃいけないし、検事局には夫を陥れた奴もいるし、息子と娘はお年頃だし、事務所の財政はピンチ気味みたいだし、毎回ドラマチックな事案を抱えるし(ドラマだから)、主人公はもう困っちゃう!そんな話です あれ?二度目? そうです。 vol.13でも取り上げました。最近、また見てます。 40すぎた女たちがバリバリ働いたり、きちんとした服を来て、子どもがいたり、夫が逮捕されたりするけれど、プライベートを忘れて、とにかく働いているので、なんか、私も頑張ろう…って思えるんです。 あと、すぐ経営難になったりして、管財人が来たりするし、すぐ訴えられたりするけど、それでもやっぱり働いているのです。 一番好きなのは、主人公が勤める弁護士事務所の経営者、ダイアン。大きなアクセサリーが、かっこええわー。途中で主人公がその事務所を独立して「顧客を取るな!」「あんたはクビよ!」で揉めるけど、その焦りっぷりも、経営者かくあるべしな感じでかっこいいのです。 そして、頭の中が混乱してヘンテコだけど、有能なエルズベス。頭の中が混乱していることを逆手に取られて、法廷で気が散るように罠を仕掛けられたりもするけれど。スマートスピーカーをうまく使えなくてパソコンには大きな花のシールを貼ったりしてるけど。有能だからそれすらもかっこよく…髪の毛あんな赤い色にしてみたい…。 その前に、有能にならなければな…。頑張ろう、頑張ろうではないか。頑張れなくても、とにかくまあ、働こうではないか、そう思いながら見ております! 最後まで見たら、スピンオフの『グッドファイト』見るんだ〜。 ーーーー 今月の黒木 ★1:会社で劇団員に保険をつけるべく、色々調べて手続きなどしております! すごいですね…世の働いている人たちは、こんな風に保険や税金を会社が払ってくれているんだね。なにこの手続きのわからなさ。「人を雇うことになったら…」のページが各省庁に色々分かれてあるんだぜ。調べても調べても「あ!この手続きが必要だった!」の、嵐です。生きていくって大変ですね。でも、「将来のことを全く考えずに生きて行こうぜ!いざとなったら死ぬだけだ!」みたいなノリを、若い団員に押し付けることはできないな…と思い、頑張ってやっております。 ★2:ワークショップへ行きます! 毎年お世話になっている大阪の中学校へ行きます。新一年生がチームで演劇を作るのをサポートするのです。例年、勝手にわいわいやっているのをニコニコ見ていたらいいので楽なものです。 ★3:台本を書きます! 宇治で小学校向けの学校公演を一緒に作っている アートNPOこみねっとさんのお芝居の台本をリライトします。台本書くのはどうにも腰が重いのですが、自分の書いた台本を読むのは好きなので、その日が来るのを楽しみにして苦しみます。 ★4:動画の撮影をします! とある舞台と、とあるボードゲームのPR動画に出演します! とある舞台…この絵を描いていた時は情報解禁がよくわからなかったので「?」になっているのですが4月16日情報解禁でした。ごめんなさい。 こちらです! https://note.com/notes/n374ba303d5f8/ E9の舞台にたちます。嬉しいなあ! |
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