『黒木陽子の
住まなくても都』

住めば都、とは申しますが、
住まなくったってきっと都。

インターネットを駆使して、
47都道府県、住んだ気になってみます!

【第27回 栃木覚醒編】

さあ。ネットで住んだつもりになるこの企画も
いよいよ後半戦。
今回はここに住んでみました。

地図

栃木県宇都宮市。

ほうほうなるほど。
関西人らしく、ほんまに北関東に弱いんですが。
そうか。日光ってこんなに北にあったのか。
すごいな、徳川家は。

そして、住んだのはこんな部屋。
間取り
広い。睨んだとおり広い。
しかも、駐車場つき。
駅まで徒歩11分。

気候はこんな感じです。
気候
『住まなくても都』史上最低1月雨量。1.5mm
冬は寒いみたい。最低気温"5度とかになる日もあるみたい。
あと、昼と夜の寒暖差、夏の日の突然の雷雨が多いってさ。

でもまあねえ・・・住みやすそうですよ。

工業と農業、そして商業施設もまんべんなくある感じ。
東京まで車で2時間。
安い家賃。

いいじゃない。

「・・・。」

ううう。またもや。
またもや。

「地方都市なんて、どこも一緒なんだよ!!」

言ってしまった。

連載コンセプトを台無しにするような一言。

ネット情報だけを頼りにするのは本当に限界がありますよね。
なんかないか、なんかないか、栃木。
いや、栃木には楽しげなところがたくさんある。

宇都宮だ宇都宮住むのは宇都宮。

餃子・・・栃乙女・・・大イチョウ・・・市章・・・。

らしさ
市内を流れる田川をみつめながら考える女がひとり。

川はいいな。
海もいいけど、川もいい。
水辺が住まいの近くにあると安心する。

栃木らしさなんてわからなくてもいいじゃないか。
こうやって考えられるところがあって、
住みやすければそれでいいんだ!

よし、あと19県、これで乗り切ろう。
名物なんてわからなくてもいい。
住みやすさにクローズアップしていけばいいじゃないか!

住まなくても栃木は都!
47都道府県、住んでやる!(あと19県)