『黒木陽子の
住まなくても都』

住めば都、とは申しますが、
住まなくったってきっと都。

インターネットを駆使して、
47都道府県、住んだ気になってみます!

【番外編10:住まない2】

みなさんこんにちは。
『ブレヒトだよ!』京都公演にご来場いただいた皆様、来れなかったけれど気にかけてくださった皆様、その他の皆様、どうもありがとうございました。無事終了いたしました。

さて、この原稿を書いている今現在、北九州公演直前の夜行バスの中ということもあり、今回もすみませんが住みません。

高校生のときに、世界を飛び回る高名な指揮者が週刊誌だか月刊誌だかの連載を持っていて、それが笑えるくらい大変だった(なんせメールもなくて、ひょっとしたらFAXも無かったかも)という対談を読んだことがあるのですが、それにひきかえ私ったら…。
情けない限りです。

…なさけないなぁ。

よし、反省終わりッ!

そんなわけで、前回新幹線について書いたことですし、今回は夜行バスについて書こうかな。

みなさん、どうですか、夜行バスは。
私はどっちかというと苦手です。
だって景色が見られないから。
あと、消灯が嫌いだから。

なぜこの年になって、入院しているわけでもないのに、明かりのON・OFFを人様に決められなければならないんだ!なんの為に大人になったのかわからない。私は本が読みたいんだ!(酔わない人間の特権やね)
学校での宿泊系イベントの何が嫌って、消灯後気付けばみんな寝ちゃって、まだ起きているのが自分だけってわかったときのあの白々しさったら。
早く寝よう寝ようとする時に限って眠れないし。孤独だし。

あ〜。大人になってよかった。

違う。
話がそれましたね。
バスや、バス。

そんな夜行バスが苦手な私が、心がけていることは…

「夜行バスで眠ろうと思うな」

これです。
だから必要以上にリクライニングを倒したりはしない。
電車でうたたねするのは大好きなのに、なぜ夜行バスはダメなのかというと、覚悟が足りないからだ。
バスはバス。夜行だろうがバス。ホテルにはならない。ただの移動手段だと諦めるべし!
気分は徹夜。
眠ってしまったら、それはそれでOK。
その時のために、乾燥を防ぐマスクやタオル、隣に迷惑をかけないよう首枕は用意するけれども、それらは眠るためのものではないのです。
あくまでうたたね用なのです!

そう考えるようになってから、私はたいそう楽になりました。

とはいえ、消灯後は本も読めないしどうするのさ?
という方には妄想をオススメします。

ちなみに私は何かひとつは必ず恋愛関係の妄想ネタを用意することにしています。

<まとめ>
心得
「バスではない、電車だと思うこと」

必需品
・マスク
・飲み物
・タオル
・長袖
・恋愛ネタ

それではみなさん。今から妄想に入らせていただきます。

さようなら。

バスは都にはなりません!
47都道府県、住んでやる!(あと31県)