痛いはなし


疾患自慢をする。そんな年齢になってしまいました。

自慢してはじめて思うけど、これは自慢じゃなくて生活におけるトピックスなので、コミュニケーションとして、話さざるを得ないのだな。

最近どうですか?

に対して、最近私の頭の大体を占めている出来事を話す。
そして、せめてこの辛い体験を、コミュニケーションツールに使わせてくれや!
そんな気持ちでいっぱいです!
でも、ちょっと恥ずかしい。
「紙本さん、またリウマチの話してる。」
って思われるのが恥ずかしい。
「しかも面白おかしくしゃべってる・・・。」
と思われるともっとはずかしい。
私のサービス精神が!くそう!

2019年はありとあらゆる人に「厄年ですか?」と聞かれるほどに厄に見舞われた年でした。と言いたいところなのですが、現在、左上の親知らずがへんてこりんな生え方をており、奥歯の神経が圧迫されて炎症を起こしているところです。体温以外の冷たいもの、温かいものオールしみる。温かいスープも、冷たくておいしいはずのビールもちょびちょびとすすることしかできない。歯磨きの後のうがいで激痛。夜は頭痛で目が覚める。
こんなに痛くて委員会を開催したいくらい痛い。
昨年の10月からリウマチも発症しており、定期的にくる怠さ、関節の痛み、発熱。
3月に骨折した左足首はまだ痛くて正座がつらい。

さあ、どうだ!!辛かろう!

・・・でも、もうそんな話しもちょっと飽きているのです。
もう面白く喋れない。あとは繰り返すばかり。
足だってちゃんとリハビリすれば治るはずなのにやってないだけやし。サボっているだけだ。

そんなもう本当に辛いだけが残りかすのように溜まってきている私に、光が差し込んだ瞬間があったのです。
自転車が壊れて修理に数万円かかる、交通違反のきっぷを切られた、そして、今とても「さみしい」というファックさんのお話を聞いている時だけ、辛さを忘れることができたのです。

辛い話は人を救う!!

骨折した時もひたすら骨折した人のblogを読みあさってたなあ、ふふ、懐かしいぜ。
寂しい、辛い、悲しい、腹が立つ。そういった類の話が私の栄養になっています。
聞かせてください、辛い話を。
話します、痛いはなしを。

今日はこんな読み物ですみません。
麻酔でパソコンを打つのが精一杯なので、今日はこのあたりでご勘弁を・・・。
奥歯の神経の治療の後、事務所にて。