シアターでシネマのススメ 目指せ100本!(5月)


一ヶ月で映画館で観た映画を、おもしろかった〜ん♪という順番に発表するという、私の趣味以外のなんでもないコーナーです!

今月、映画館で観た映画はこちら!

「レディ・プレイヤー1」スティーブン・スピルバーグ
「パティ・ケイク$」ジェレミー・ジャスパー
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ
「タクシー運転手 約束は海を越えて」チャン・フン
「君の名前で僕を呼んで」ルカ・グァダニーノ
「さよなら、僕のマンハッタン」マーク・ウェブ
「私はあなたのニグロではない」ラウル・ペック
「心と体と」イルディコー・エニェディ
「犬ケ島」ウェス・アンダーソン
「ビッグ・シック」マイケル・ショウォルター
「ザ・スクエア思いやりの聖域」リューベン・オストルンド

面白い映画ってたくさんあるんやなーって感心しちゃう。
全部面白かった。
スピルバーグさんからイルディコー・エニェディさん(ハンガリーの映画監督、私は見るまで知らなかった監督)まで、幅広く観れたことに満足をしております。

全部面白かったのですが、今回は「打ちのめされた映画」という視点でご紹介しようと思う。
私は鑑賞後に「あああ、もう、この創造主め!」と打ちのめされた映画はこちら!

「犬ケ島」 監督:ウェス・アンダーソン



好きな人は好きすぎる!(当たり前)のウェス・アンダーソンによる全編ストップアニメーション映画。
主人公は、犬好きの少年と犬。という私にとってはたまらん設定に、舞台は日本(あくまでもウェスアンダーソンの大好きな日本)ということで、終始笑あり、涙あり、最低でもニヤニヤしながら観ました。
犬が涙する、犬が人間のことが好きという、という設定だけで嬉し泣きをしてしまう犬好きなので、泣ける映画かどうかと言われると多分違うと思う。

「日本」を、ウェス・アンダーソンのイメージを最優先に作られた美しさ、雑さ(簡易さ)で、超テンポいい。(ちょっと早すぎるかもしれない。ちびっこはついていけるのだろうか。)
絵の情報量がめちゃくちゃ多く、全てのカットがポスターになるくらいの勢いなので、終始めっちゃ忙しい。
見逃したくない!のに字幕を読まないとついていけない自分の英語力が忌々しい。

全てのコマがイメージ通り、そんな気迫を感じるこだわりなんすね。
もうね、そんな100分の作品つくるのん、どんなエネルギーやねん、そのエネルギーと自信を持っていることがもう才能!!
未見の人には是非観て欲しい。 幸せな気持ちになること間違いなしや。
オープニング映像はりつけとくから、観てくれよな!
https://youtu.be/gSbq0xcX98s

ウェス・アンダーソンの1作品目のストップアニメーション映画

「ファンタスティックMr.FOX」(2009年)



も素晴らしく・・・。
(この作品は、ストップアニメーションで作られているわけがない!と、しばらくストップアニメーションであることを信じられなかったレベル)

私がはじめて観たウェス・アンダーソン作品

「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014年)



京都シネマで立ち見で観て、DVDを購入して家で2回みた映画です。
面白いのにおしゃれ。可愛いのにエグい。センスいいのに爆笑。俳優がかっこいいのに滑稽。みたいなバランスがすごい映画なのですよう!
ちなみに、私が複数回観た映画は、過去に「となりのトトロ」「アマデウス」「嫌われ松子の一生」。
共通点は多分ない。
ツタヤなら108円で観られる素晴らしい時代です!

Netflixなら、「ムーンライズ・キングダム」(2012年)が観られるぞ!



一生の時間のうち、2時間を、ウェス・アンダーソンの映画観る時間につかってみてもいいと思うぞ!