紙の本のススメ第21回 「超久しぶりに雑誌を買いました。」


朝、タンスの中を漁りながら「着る服がない」とつぶやいた。
服はある。目の前に、タンスの中に。
ただ、暖かくて、薄くて、重ね着が出来て、質がよくて、かっこいい服がない。
15年前にかわいいと思っていたTシャツは、ボロボロになっていて色がはけ、形は崩れている。
3年前に古着で買ったTシャツは、昨年の夏に虫に食われて、なんともいえないダメな感じになっている。
5年前に買った毛糸のスカートはなんだかちっとも似合わない。
お気に入りのヌーディージーンズは洗濯機の中。
ユニクロで買ったズボンは、薄くよれよれで・・・。


「アラフォーが着る服が、私のタンスの中に無い。」

ショックでした。
服はやたらめったら増やしたくない!とミニマム生活に憧れて服を処分する。
しかし、
気持ちよく生きていくために好きな服を着て生活をしたい!
このジレンマを解消する力が私にない。
私は、、、洗練されたアラフォーになりたい!

ユニット美人「最近むかしの服が似合わなくなってきました」が今、私に襲ってきた。
黒木さんもきっと2年前、こんな気持ちだったのかな。
そしてもう一つタイトルを付け加えるなら、「最近、全身鏡を見る時間がすくなくなってきました。」ですね。自分に興味がなくなってきているんです・・。
こんな気持ちになるなんてなあ。
実生活でブルマを履くわけにはいかないのです。
やばいね、これは、なんとかしないとね!

ということで、ものすごい久しぶりにファッション雑誌を買ってみました。


フォーエバーガール 永遠の乙女たちへ
「CLUEL」(クルーエル)2018年3月号



はずかしい。
永遠の乙女になりたいんか私は。

いや、、
そうか、、、
そうなんだな!
なりたいんだ!


1P目をめくっていきなりつまづいてしまいました。
「トラッド女子のお洒落のすべて」



トラッドって何?
みなさん、知ってましたか?
トラッドはトラディショナルスタイル(伝統的なスタイル)をさす和製英語。
私は初めてきいた。初めてじゃないかもしれなが意識したのはじめてだった。

70年代後半になると日本では、ニュートラ(New Traditional)、ハマトラ(横浜Traditional)などと呼ばれる、女性が主役の新しいトラディショナルスタイルが流行します。すでにこのころ雑誌などでは「トラディショナル」を「トラッド」と表記し始めています。アイビーのエッセンスを上手に取り入れた女性たちは、ネイビーブレザーやポロシャツ、スウェットに、巻きスカートやキュロットを合わせたスタイルに身を包みました。 (NEWYORKER MAGAZINE「第1回「トラッド」とは? 2012年9月12日より引用)

そうか、いつまでも着られるお洒落なスタイル。
私はトラッドに憧れていたのだった!
ファッション雑誌ありがとう。
そうだ、これがプロの力だ。

かわいい。



かわいいなあ



着たい




3枚の写真を見て、みなさんお気づきですか?
そう、靴下が白い!
今、白靴下なんですか!トラッド女子だから白なんですか?!

取り合えず、勇気を出して、白靴下をかうところから始めます。
お洒落がしたい。
この気持ちは、やっぱり大切だなって思うのです。
お洒落は人を元気にさせる。

(最近見ているNetflix「クィア・アイ」の影響なのは間違いない。この番組最高です。)
https://www.excite.co.jp/News/world_ent/20180116/Dramanavi_037559.html


ただ、新しい服を買うのは、お金的にも環境問題的にも私はあまり気持ちよくないので、なるべく古着でと思っております。
ありがたいことに、ファッションは時代を巡りますしね!
目指すは伝統的なスタイル!フォーエーバーガール!
新旧合わせ技でトラッド女子を目指します!

おわり