紙の本のススメ 第12回


あっという間に一ヶ月がたってしまった。
正直に告白しよう、1月はNetflixで過ごしてしまったのです。

黒木さんオススメの「ブレイキングバッド」を年末から一挙に観たのだった。
最高だった。
現代版シェイクスピアや!!!とワークショップの行き帰りでふんだんにもりあがっているのだ。
いや、これは本当に面白いですよ。
あああ 世の中にはどうしてこんなに面白いものがあふれているのに全部見れないんだろう。
本なんて大概読めずに死んでいくのだ。買った本でさえ手を出してないというのに、、、!
というわけで、今月は読んでいない本「積ん読」を紹介だ!
買ったときは読む気満々だったのに、、、。
そして今でも、背表紙を見るたびに読む気満々になっているのに、、、。

何せ読んでないので、読みたい気持ちだけを書きつらねようとおもいます。

その1
「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい
―正義という共同幻想がもたらす本当の危機 筆:森達也/ダイヤモンド社



藤井誠二さんとの対談本「死刑のある国ニッポン」を読んだのち、ドキュメンタリー映画「FAKE」を見て、森さんブームマックスの時に購入しました。

森さんは、「当事者」は「当事者」にしかなれない。当事者でないあなたのさっきから振りかざす「正義」とは一体なんだ? というようなことを、これでもかと問うてくる。
知らない間に植え付けられたこの私を支配する「常識」とは一体なんなんだ、、、と、いつも大層傷つくのです。
このタイトル、すでに傷つく。
早く読みたいなあ。


その2
「岡本靖幸 結婚への道」マガジンハウス



結婚をテーマに岡本靖幸が32名の有名人にインタビュー
「結婚とは何か?」

結婚って、人によって本当に違う。みたいですね。
60歳以上の知り合いには ことごとく
「結婚は勢いや!タイミングや!」
「好きとかそんなんちゃう!タイミングや!」
と言われます。
何がタイミングなのか、それがわからない!!!!!のですが。

これ、なんで買ったんやったっけなー。
勢いで買ったような気がします。
ちらちら読み進めようかなと思いつつ、タイミングが未だに合いませぬ。


その3
「紙の民」 筆:サルバドール・プラセンシア(訳:藤井光)/白水社



昨年、ファックさんに超面白い!とオススメされて、アマゾンで中古で購入した本。
これは読むぞ読むぞ!!とおもっているのに、どうしていつも読まないのだろうか。
今ね、流行りにのって「沈黙」を読んでいるんです。
だからこれが読み終わったら次これ読みますから。


最後はこちら。
「おなら大全」 筆:ロミ&ジャン・フェクサス(訳:高遠弘美)/作品社



表紙とタイトルで買った本です。

「おならをごまかし、泣き、笑い、そして愛してきた人類の歴史が、二十世紀末の今日にいたり、初めて一大集成としてまとめられた。フランスで激賞―「ラブレー賞」受賞。」

なんですよ。
目次だけでも楽しめるんです。

・サン・テーヴルモルンの、お尻の「吐息」
・「おなら」と「うんこ」を混同したボリス・ヴイアン
・現代の著名人たちが放つおなら

ほら面白い!
表紙とこれだけて満足してしまっている本です!
こんなにもポテンシャルが高い本。
多分、全部よむことはないんだろうなとおもっておる第1位の本です!

まだまだ積ん読があるんですが、心が痛くなってきたので今日はこれでおしまい。