「タイトルをとるまで。」

何のために書いているのか。
ふと いや いつも思うわけです。
月一の事なのに、いや 月一だからこそ そう思うわけです。

創作というのは多かれ少なかれ、大きかれ小さかれ苦しいものだなあと実感するのがこの読み物。
紙本さんのはちゃんと書かないといけないですもんね!とファックさんにまさに今言われながら、〆切をすぎてすみません。と植村さんに謝罪しつつ、小学校のワークショップの行きの車の中で今書いているこの読み物。

何のために書いているのか。
そう数年 もうここ数年 ずっと考えながら

誰が読んでくれているのか。
そんな不安を抱えながら

誰のためなのか?を考えて色々を削ぎ落としていくと、
結局は、自分のためなのですね。

怒られたくないから
かっこわるくなりたくないから
読み返して 面白いやないか と嬉しくなりたいから

だから書く。
自分のために書く。

どうですか
これは もう 純粋芸術ではないですか

そうやって 芥川龍之介も岸田国士も森鴎外も数えきれない作家達が
書いてきたのだとするならば…
なぜ私が作家となってはいけないのか。
いや 誰もいけないなんて言ってない。
あたし、作家になる!

うん。
昨日は朝にホットヨガにいって、
その後プレスリリースの作業をして
コント台本を書いて 練習をして
木ノ下歌舞伎を観に行って
京都俳優ラップの会に参加して、
家に帰って気がついたらストーブの前で朝の5時まで寝ていて、
そしてそのまま小学校のWSにむかっている。

「あかん。ほんまあかん。」

を朝から何度つぶやいているか。

だからって 突拍子もないことをいきなり言い出している訳ではないのです。
新しいコーナーは、「紙本明子のタイトルをとるまで」と題して、せっかくなので、この読み物をコーナーをつかって
賞をとってやろうと思いますよ!!

OMS戯曲賞が上演した台本しか出せないとか、昨日知ったけど。

「賞をとったら出演させて。」と黒木さんとも約束したし。

「面白くなくてもいいから、とにかく最後まで書いて出すんや。」って蓮行さんも言ってたので、もう面白くないけど書くよ。

昨日のお酒と車でのパソコン作業で、完全に酔っていて今にも吐きそうだけれど、それでも書いている。
雰囲気だけでもとりあえず作家気分で。