おしゃれ雑誌編集部! 〜演劇人スタイル〜
vol.10「占いのあれこれ」

演劇人、紙本明子が欲しい物や興味のあるもの、人、あれこれをテーマに、
なるべく背伸びせず、演劇人の為のおしゃれマガジンを作ります。

紙本「編集長、前回の占いどないでしたか?」

編集長「その事やけどな、ちょっと気になる事があるんや。」

紙本「え?なんすか?」

編集長「あの占い、最後の設問だけでええんちゃうかなって」

紙本「へ、編集長!何を言うんですか!そんな事あるわけ無いじゃないですか!」

編集長「ほな聞くが、「チキンラーメンはカップで食べたくない」っていうのはどういう意味があるんや?」

紙本「あれは、どれくらいこだわりをもった人間なのか?を演劇人レベルにさげた質問に設定してるんですよ。カップにお湯注いで食べるチキンラーメンでいいのか?それとも、チキンラーメンはやっぱりラーメン鉢にたまごをのせて、お湯を注いで食べたいのか?って事を占いことにより、こだわりを見分けるんです。」

編集長「うーむ。ほな、「そういえば、家に爪切りがない」はどういう事や?」

紙本「それは、うっかりさん?もしくは爪を噛む癖あるかどうか?って事です。」

編集長「それは何をうらなってるんだ?!」

紙本「家に爪切りが無い人なんて、ダメな人にきまってるじゃないですか!ダメ人間かどうかを調べるんですよ!」

編集長「ダメ人間調べてどうするんや!最後設問にどうつながってるんや?!どういう脈絡なんや?!」

紙本「編集長!今更何を言ってるんですか!?脈絡?そんなもんないっすよ!世の中の占いなんて、最後の設問以外は実際意味ないんですよ!ほとんど雰囲気づくりなんだよ!なんかワクワクしたらそれでいいんだよ!!」

編集長「ばかやろう!ボカーン!」

紙本「いてえ!」

編集長「…。わたしは、占いを愛しているんだ。」

紙本「…。」

編集長「占いはその時一瞬一瞬が奇跡的でパッショナブルなんだ。」

紙本「編集長…。」

編集長「惰性的な占いなんて、、、この世には、、、無い。どこにも無いんだ。お前が適当に作ったと言ったこの占いだって、私には、ハラハラドキドキもんだった」

紙本「編集長!」

編集長「ええか、もう一度言うぞ、このコーナーは、「どうしたらそれっぽく見えるか?」がテーマや。この占いをどうしたらそれっぽく見せるか、それが重要なんや。今のままでは、ただのお遊びや。いや、おふざけや。」

紙本「どうしたら、それっぽく見せれるんですか!」

編集長「対談や。」

紙本「た、対談…!?」

編集長「そうや、この「ドキドキ恋人占い」のテーマにそって、対談をするんや、女子だけなのか、はたまた男子だけなのか?」

紙本「男女ってのはないんですか。」

編集長「男女は無い。恋人の話をざっくばらんにする時に異性を入れたらあかん。どっかでめかしこむからなあ。男女の時はセックスがテーマの時だけや。よーおぼえとけ。」

紙本「分かりました!」

編集長「ほな次回の対談楽しみにしてるぞ。で、誰でいくんや。」

紙本「ユニット美人のメンバーにしようと思います。」

編集長「近場ですまそうとするな!ボカーン!」

紙本「いてえ! さ、さーせん!」

という事で、ついに対談コーナーだ!
対談とはこんな感じね。

対談
(クリックで拡大します)

いや、もっとかわいい感じなんですけど、家にあった雑誌がこんなもんしかなくって…。
ということで、次回をお楽しみに!