本当の意味を知りなさい!第15回

「ガシンショウタン」出題者:広田ゆうみ

わーい!ゆうみさんです!
京都演劇界の才女 美女 まさに才色兼備な広田ゆうみさん。
うれしす。
昔、通っていた銭湯も一緒だったゆうみさん。
私はみんなの知らないゆうみさんを知っています。
ごめんなさい。ちょっと自慢をしてしまいました。
そんな事よりがんばって解説します。


かみもっちん解説
「我心小胆」
意味:我が我がという者に限って、いざという時に小心ものになる。


用例:演劇ワークショップで小学校に行った際、
「主人公はオレがやる!」という男子に限って、
「じゃ、君にお願いするわ!」とふると
「…ちょっと待って」と戸惑う小学生男子を良く見かける。
我心小胆とはまさにこのことだ。


小学生低学年男子ってなんであんなにまっすぐなんだろう。
やりたい!という気持はあっても、いざ本当に自分がやることになった時を想定できないんだろう。
しかし、俳優にはそんな気持ちは大切だと思う。
「やりたい!」というあの小学生低学年男子のあのまっすぐさ。
あの心、忘れてはいけないと思う。
私ももう30歳だけど忘れたくない!


広辞苑解説
「臥薪嘗胆」
意味:復讐のためにあらゆる苦労や悲しみに耐え忍ぶこと。成功を期待して苦労に耐えること。

【故事】中国の春秋時代、越王勾践(こうせん)に父を討たれた呉王夫差(ふさ)は常に薪(たきぎ)の上に寝て復讐の志を奮い立たせ、ついに仇を報いた。
敗れた勾践は室内に胆(きも)を掛けてこれを嘗(な)め、そのにがさで敗戦の恥辱を思い出してついに夫差を滅ぼした。「薪に臥して胆を嘗む」と訓読する。
この語は、日清戦争後、三国干渉を受けた際に日本で流行した。

用 例:若いころに臥薪嘗胆の思いをしてきた人は、将来必ず結果を出すだろう。


ゆうみさんの、あらたな面を発見してしまいました。ドキドキ…。
流行する四字熟語とかあるんですね〜。
復讐から発生する四字熟語、戦っていた時代を思わせますな。
しかし…復讐の気持ちでもって耐えしのび、成功を目指すというのは、
現代人にはなかなか危険なかおりがしますわね。
そして「そんな気持ちで成功を目指すなんて、不幸をよびます!」とそっち系(どっち系?)の人に怒られそうです。
時代の変化を感じます。


しかし私の解説いい加減すぎました。
あの心忘れてはいけないと思う。ってどんな心だよ。



おわり