「本当の意味を知りなさい!」
第二回目「コウメイセイダイ」 出題者:ファックジャパン

第二回目はファックさんです。
ファックさんは熟語とか好きで、会話に多様するのが癖なほど多様します。
たまに使い方を間違ってたりしますが、それが彼の愛嬌です。
そんなファックさんからの出題。精一杯解説させて頂きます!

《かみもっちん解説》
「高名声大」
意味:名の高い人の意見は、どんなささいな事でも知れ渡り、大きな反響をおよぼす。

解説:「高名」は、位の高い人、頭のいい人、などをさす。
「声大」大きな影響力をおよぼずという意味。

用例:支持率の低い首相でも結局は高名声大だ。早く辞めてほしい。

「位が高い」というだけで、ありがたいお言葉だと思ったりしてしまいますよね。
でも良く考えてほしい。ほんとうに自分にとってありがたい言葉ってなんだ?って話しです。
世の中の価値に惑わされてはいけません。
また、その地位を目指す人は、自分の意見が大きな影響力を及ぼすということをちゃんと考えてほしい。
そして、それはあんたが偉いんじゃない。勘違いをしないで頂きたい。

という訳です。
どうだ。

《広辞苑解説》
「公明正大」
意味:心がはっきりと明らかで、正しく大きいさま。

解説:「公明」は公平で隠しだてのないこと、「正大」は正しく堂々としていることの意。

用例:公明正大な彼は経理の責任者を任せるには、うってつけの人物だ。

全然違う!違いすぎる!ううう。
意味だけでも近いんじゃないか。とドキドキしていたのに。
なんてことでしょう。
あんなに偉そうにしてすみません。

いや〜、しかしこんなに良い意味の言葉だっとは。
いや、まてよ。
隠し事がない場合は、そりゃ正々堂々とできますよ。
そりゃそうだ。
でも、そんな事ばかりで生きていけなかったりするから、人間ってしんどいのよ。
それにそんな人って魅力あるのか?
ああ、彼って理解できないわ〜。って所があってドキドキするのではないのか?
この用例に用いられてる「彼」 いったいどんな人間なのだ!
きっと、周りの人に色々気を使わせているに違いないよ!!(怒)

そんな風に思ってしまう私。
ひねくれものですね。えへへ。
私も公明正大な人間に一歩でも近付きたいっす。
またまたハウツーで締めくくり。