「切れてないです。」のギャグで有名な
「長州小力」は、まず名前がすばらしい。
キャッチー且つ自分の特徴とモノマネをばっちりマッチさせている。

やっぱり名まえはそうでないと!
よくわからん劇団名とかコンビ名とかつけっとたらいかん。

さてそんな長州小力のギャク「切れてないです。」はもともと
クリームシチュー 有田氏のギャクだったそうだ。
それをテレビで見た小力は「これだ!」と思ったそうです。

それを見て「これだ!」と思って、それをテレビでやってしまう所がまた凄い。
そしてそれで一躍スターになってるのがもっと凄い。。。

そしてなんでこんなに長州小力の事を書いているのか自分でもよく分からない。
ネタが思い付かない。そんな理由でもいいじゃない〜。

申し訳ないと思った明子ちゃん。
色々考えているうちに、一つの疑問にひっかかる。
「タレントのギャクには著作権はないのか・・・?」

気になって気になって、寝れない日が3日続きました。
そしておもいきって文化庁に聞いてみた。

明子「あの、つかぬ事をお聞きしますが、タレントさんのギャクには、著作権みたいなものはあるのでしょうか?」

文化庁の人「えー、著作権法で対象となる著作物、実演にはそれぞれ定義があります。
《著作物》は、思想または感情を創作的に表現したもので、文芸、学術、美術、または音楽の範囲に属するもの。をさします。《実演》は、著作物を演劇的に演じ、舞い、演奏し、歌い、口演し、朗読し、またはその他の方法により演ずることをいう。となっています。」

明子「はー。」

文化庁の人「以上から、一般的にギャクにも著作権があることになります。」

明子「え!、じゃ小力の《切れてないです。》はどうなるんですか?!」

文化庁の人「えー、ただし、特許などの工場所有権と違って、あらかじめ公的な機関に権利を登録する仕組みではありませんので、《権利の侵害》にあって初めて《著作権》が成立するかどうかが《司法》の場で、判断されることになります。」


明子「なるほど、では有田さんは侵害は受けてない。ということになるんでしょうか?」

文化庁の人「おそらくそうだと思いますよ。でないと、今頃消えてますよ。ま、消えるのは時間の問題ですがね。」

明子「あ、あんまり長州小力好きじゃないんですか?」

文化庁の人「いや、嫌いではないですよ。むしろ初めに出てたときは一瞬で消えるタレントやろなーとおもってたんですが、結構頑張ってるし。西口プロレスの《あの、長州小力が来る!》みたいなポスターをこないだ見たんでー」

明子「へー、看板じゃないですか。」

文化庁「そうなんですよ。せやし応援してますよ。結構。」

明子「わっかりました!あーざす!!」

文化庁の人「ちなみに、あーざす!!は著作権が出てますね。」

明子「まじっすか!?」

文化庁の人「うふふ、嘘ですよ。ギャクでーす。」

明子「も〜!」

おわり。