※「異性とお付き合いする」という「出来事」が、みなさんにとってどれほどの大きさの出来事なのかをわかりやすく何かに例えてみようという趣旨の文章でございます。

【ケース34】「再就職が決まる2」

私は35歳の男なのですが、5年前から自分の中の乙女心が開きっぱなしで大きくなって持て余しております。このままではオカマになる日も近いのではないかと日々過ごしているので、他人の恋愛エピソードを聞くのが大好きなのです。
ありがとうございます。
大好きなのです!

話を聞いている時の気持ち良さは、私にとっては、美味しい御飯を食べた時のふわっとした感じと同じようなものかもしれません。
だから話を一通り聞き終わった後、
「あー、美味しかった」
と言うと非常にシックリくるのです。

その中でも、この前回「再就職が決まる」と答えた男性に新しい彼女が出来てからの、その彼女との恋愛エピソードは何を聞いてもメチャクチャ美味しかったのです。

デート話、旅行話、プレゼント話。
もうやっぱり美味しかったです。
極上でした、彼の話は。

付き合う前から良い感じになるまでのデート。
付き合う事になった日。
付き合ってからのデート。
初めてのキス。
初めての夜。
二人の思い出の1日ベスト3。
ケンカから仲直りまで。
誕生日のエピソード。
等々。
まだまだ聞きたいエピソードは山ほどありました。
ゆっくり聞いていけば良い。
結婚することになったらまだまだ美味しいエピソードがいっぱい聞けるぞと楽しみにしておりました。
「砂時計をひっくり返す」
と、暗い顔で語っていた彼に、今一度異性と付き合う出来事の大きさを日常の何かに例えてもらおうと思ったのです!
なんて答えるのだろうか?
酸素とか、空気とか、水とか、そういう無くてはならない何かに例えるかもしれないなーと思っていた彼が答えたのが、
「再就職が決まる」
だったのです。

【次回に続く】