※「異性とお付き合いする」という「出来事」が、みなさんにとってどれほどの大きさの出来事なのかをわかりやすく何かに例えてみようという趣旨の文章でございます。

【ケース31】
「息をとめて海にもぐる」

「ここではないどこかへ行く」
という回答シリーズの「崖から飛び降りる」に続く回答です。

ロマンチックな回答やと思うのです。
周りに何もなくなっていって、静かで、でもドンドン苦しくなっていって、沈んでいくんでしょう。
ドンドンドンドン。

怖いと思います。
でもきっと実感はすごいと思います、二人っきりやという。

退路をたって、前に進むわけでもなく、深くもぐって行く。
そこに2人で行こうというのですから。

これは覚悟がいります。
しかも体は浮き上がろうとするのを、拒否してドンドンドンドン。
どこまで行けるんか、その先には何が待ってるのか。
ロマンチックやけど恐ろしいと思うんです。
だから息を思いっきり吸って飛び込むんでしょうけど。

えらいことです。

誰にも邪魔されたくないんでしょう。
何にも影響されたくないんでしょう。

ただただ、究極的に二人の世界へ深化していく、
ああ、恐ろしい。
自分には色んな所でその覚悟が決まらないような気がします。

そこで二人はもう言葉も何もいらないでしょう、ただただ存在を感じるしかないんです。
安心するんでしょうか?
心強いんでしょうか?
自分にはまだわかりませんし、今後もわからないような、
でも美しいとおもったりするような回答です。
ありがとうございました。

それでは次回は、
【ケース32】
「わからなかった回答」
です。