※「異性とお付き合いする」という「出来事」が、みなさんにとってどれほどの大きさの出来事なのかをわかりやすく何かに例えてみようという趣旨の文章でございます。

【ケース13】
「『読書をする』を振り返る」

今回はいつもとおもむきを変えさせていただきまして、【ケース3】でご紹介させていただいた、とある男性の方に答えていただいた「読書をする」を振り返ってみようと思います。

そもそもの「読書をする」の回答は、こちらなわけですが、過去にぼくがこの回答にどういう屁理屈をつけたかと言う事を要約すると、

「お気に入りの本は何度も読み返し、同じ言葉、文章でも、ああこういう意味が隠されていたのかも、という発見があって楽しい」

という事で、誠実なお付き合いをなされる方ではないかと、ぼくは思ったのです。
この回答をされた方の付き合う女性とのスタンスという一点のみで考えていたのです。私は、とある女性に指摘されるまで気付きませんでした。彼女はこの「読書をする」に新たな視点を加えてくれたのです。

これはもしかしたら彼の「過去にお付き合いした女性に対するスタンス」でもあるのではないか、と。つまり読み終わった本を本棚に並べ、背表紙を眺め、時にその棚から本を抜いてお気に入りの箇所を読む、と。

ぼくは、「はっ!」とした次第です。

「当たってるやん・・・」

ぼくは「読書をする」と答えた本人ではありませんし、彼の何を知っているわけでもありませんが、思わずそう口に出してしまいました。外れているわけがないと、今でもそう思っています。

「一度読んだ本をもう一度棚から出してちょっと読む」

ああ、そんな事、男はよくやってるかもしれません!読み返してる時の顔は出来れば誰にも見られないままで一生を終えたいです。ドキドキしてしまいました。

過去聞いた答えももう一度掘り下げると新たな視点や解釈ができるものだと、またこの道に対して深みを感じる今日この頃です。

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

それでは次回は
【ケース14】
「スーパー温泉に行く」
です。