※「異性とお付き合いする」という「出来事」が、みなさんにとってどれほどの大きさの出来事なのかをわかりやすく何かに例えてみようという趣旨の文章でございます。

【ケース10】
「憧れ系」

以前、【ケース9】「ハミガキorお風呂」の回で、日々の習慣としてやるような行為を述べる場合は現在「お付き合いしている」状態の方に多いという事を述べさせていただきました。

今回はそれとは真逆の、「お付き合いする」という事が現実と乖離してしまっている回答です。
ちなみにぼく自身も、

「バリ旅行に行く」

という恥ずかしながらこの憧れ系のくくりなのです。

バリ旅行には行きたいし、行ったら楽しそうだなとは思っています。
行ったら人生観変わるかもな等と夢想したりもするけれど、
そのためにお金を貯めたりしているかというとそうでもない。
という、
つまり・・・完全なる旅行気分なわけです。

「引越し」や、「職場を変える」等と比べてみると何とも浮ついた印象ではありませんか。

その他の憧れ系としては、

「エステの会員になる」
(美しくなるかもしれない・みんなが会員になっていったら自分もなるかもしれない等)

「タモリさんを生で見る」
(現実味をあまり持っていない。手段を選ばず本気で見に行こうと思えば見れるけどそこまでの情熱はない)

「勲四等をもらう」
(自分ごときがそもそも欲しがるものではない)

「何かおいしい物が食べたい」
(何を食べたいか全然わからないし、決まっていない。酸っぱいのか甘いのか辛いのか何を欲してるかも具体的にわかっていない)

等があります。
何だか哀しいですね。
でも何だか楽しそうではありませんか。
そしてこの、憧れ系の答えを述べる人にお付き合いしている方がいないのもなんとなくわかってくるという・・・恐ろしいですね。

それでは次回は
【ケース11】
「ランニングをする」
です。