※「異性とお付き合いする」という「出来事」が、みなさんにとってどれほどの大きさの出来事なのかをわかりやすく何かに例えてみようという趣旨の文章でございます。

【ケース8】
「好きなミュージシャンのCDボックスを購入する」

好きです。
この回答。
皆さんはミュージシャンのCDボックスを購入したことがあるでしょうか?
ぼくは、一回だけあります。
CDボックスとは本でいういわゆる全集的なものです。
これまで発売されたアルバムを復刻したものプラス未発表音源という形体が多いような気もしますが、これはなにしろやっぱりお値段高めなので、興味本位では絶対に購入しないものだというイメージがぼくにはあります。購入する前からそのミュージシャンとのCDの付き合いはやはりそれなりに深いと思います。
やっぱりボックスCDを購入したミュージシャンは結構その後の人生でもずっと好きなままでいることが多いのではないでしょうか。

そのミュージシャンが好きでも、やっぱりそれなりの特別な何かがないとボックスは買わないでしょう。
(それが良い曲であるかどうかはもはや関係なく)あらゆる音源を聞きたい、そのミュージシャンの事を知りたいというような強い動機も必要でしょう。
勢いも必要です。

熱烈に好きだから購入する、というような例ばかりでもないと思います。
まぁまぁ好きだったけど、ボックスCDを買うことによって、そのミュージシャンが特別な存在になっていく事だって多々あるでしょう。

重要なことは、例えボックスを買ったとしても、その中の一枚が一回しか聞かないというようなCDも存在するということです。
ボックスにおさめられたのCDを一枚一枚丹念に順番に聞き続けることなどないのではないでしょうか?
けれど所持している方は購入した瞬間から全てを愛しているような気持ちが強まるのです。

書いていてちょっと興奮してしまいました。
それぐらい好きです。

それでは次回は
【ケース9】
「ハミガキorお風呂」
です。