※「異性とお付き合いする」という「出来事」が、みなさんにとってどれほどの大きさの出来事なのかをわかりやすく何かに例えてみようという趣旨の文章でございます。
【ケース7】
「自転車事故にあう」
ぐっと来ますね。
これは長年お付き合いしている人がいらっしゃる方の回答でした。
最初はなんでそんなネガティブな事を言うのだろうと不思議に思ったのですが、よくよく探ってみれば、なるほどというところにあたたかい感じで着地したのです。
普段事故に会わないように(それも無意識のレベルで)安全運転を我々はしているわけですね。
好んで事故を待ち望んでいる方などだれもいないでしょう。
お付き合いしている方がいるという日常に対して、
その方にとって恋愛をすることはつまり事故であるというわけなのです。
そう、望まなくてもそれはいつも突然発生してしまうのです。
例えばそれは出会い頭に。
予期せぬ出来事として、それは起こってしまうのです。
重要なのはこれが自動車事故ではないところです。
そこまで重たいものではないのです。
自転車事故ならば、起きてしまっても大抵はお互いが、
「すいません、すいません」
なんて事を言い合いながら家に帰れてしまいます。
せいぜい一日はそのことをひきずりながら
例えば擦り傷を負ったとしても2,3日ぐらいでしょうか。
それでもう自転車事故の事は忘れていくのではないでしょうか。
それが今現在お付き合いしている方にとっての新たに恋愛してしまうことにたいする価値観なのかと思うと、
ちょうどええやん。
と私などは関西弁になってしまいますね。
大好きな回答でした。
ありがとうございます。
それでは次回は
【ケース8】
「好きなミュージシャンのBOXセットを購入する」
です。
|