※「異性とお付き合いする」という「出来事」が、みなさんにとってどれほどの大きさの出来事なのかをわかりやすく何かに例えてみようという趣旨の文章でございます。

【ケース6】
「引越し」

ぐっと来ますね。
とある30前後の女性の方のお答えです。
「日帰り旅行」
と答えたあるモテ男とは決定的に違うような気がします。

やはり住むからには一通りわからないといけません。
住む事を決めてから初めて家賃を知ったり、場所を知ったり、間取りを知ったりということはありえないわけです。
条件が良くてもピンとこなかったり、予算を超えていたり駅から遠いとか不満なところがいっぱいあっても何となくその部屋が好きになって決めたり色んな形があります。
そして、とはいえ実際のところは住んでみないとわからないという事も知っているのです。

そして、新生活が始まるのです。

住んでみて初めてわかる不満も色々でてくるでしょう。
が、住めば都という言葉があります。
色々な不満や不安があっても、その不満に目をつぶって生活をしていかなければなりません。
そしていつしかそんな良いところや悪いところ全部含めて「段々」自分の部屋になり、
全部ひっくるめて自分の部屋に「段々」愛情がわいてくるのです

たしかに掃除を怠る時もあります。
外でビジネスホテルに泊まったりして快適な気分になる夜もあるでしょう。
友人の家に遊びに行って、うらやましく思う日もあるでしょう。
だが家に帰って
「ああ、やっぱりここが一番落ち着く」
と思うのです。

大きなイベントだけど、大きすぎず、またその後に日常が続いていく事を知っているこの答えは結構グッと来るのでした。

それでは次回は

【ケース7】
「自転車事故にあう」
です。