※「異性とお付き合いする」という「出来事」が、みなさんにとってどれほどの大きさの出来事なのかをわかりやすく何かに例えてみようという趣旨の文章でございます。

【ケース5】
「目覚まし時計」

かわいらしい、そしてしっかりしている女子がそう答えました。

あなたがいないと安心して眠れないということなのでしょう。
目覚まし時計無しの生活はやはり不安です。
毎日もしかしたらがよぎって不安定な毎日を過ごしますし、
何より日常業務に支障をもたらしてしまいます。
しかし。
この「目覚まし時計」さえあれば、
多少の無理をしても安心感が生まれるのです。
心強い味方ではありませんか。

いや、起こされた時は
「なんだよ、うっとうしい」
と思う時もあるのでしょう。
それに普段はありがたい存在だなとか、感謝しているとかそういう態度は目覚まし時計にはとらないでしょう。
当たり前の存在として、時には八つ当たってしまう事もあるでしょう。

しかし。
想像してみて下さい。
ある日突然目覚まし時計が動かなくなってしまった時の事を・・・

ああ、どれだけ不安で心細い夜を過ごすことになるのでしょうか!!

けれど、
と、私は思うわけです。
まぁそれは今現在そういう伴侶がいる場合の意見であって、
いらっしゃらない場合、
「目覚まし時計」はどういう解釈になるか。

つまりその目覚まし時計が鳴る時間を「自分」で設定するわけです。
この時間に鳴って欲しいと、自分から仕掛けるわけです。
そして眠ります。
そして、当然目覚まし時計は設定通りになるわけです。
そうすると起きるほうはこれは、「起こされた」という状態になるわけです。
恋の駆け引きですか、
恋したのか、恋をさせられたのか。
それは目覚まし時計をセットした方しかわからないのです。
おお、こわ。


それでは次回は

【ケース6】
「引越し」
です。