※「異性とお付き合いする」という「出来事」が、みなさんにとってどれほどの大きさの出来事なのかをわかりやすく何かに例えてみようという趣旨の文章でございます。

【ケース3】
「読書をする」

あいつはけっこう女の子に貪欲だぜ。
と、ぼくが普段から思っている男子に聞いてみた時の答えです。
聞く前は正直申し上げて軽い言葉が返ってくるのかとも思っておりましたが、
失礼ながら大変に好感のある誠実なお付き合いをしていそうな答えでありまして、
おそれいった次第です。
話を聞いてみると、

外出する時には本をもって行くし、
娯楽、教養、どちらも充実させることができる。
寝る間を惜しんで読むときもあるし、
気に入ったものだと何度も読み返し、
同じ言葉、文章でも、
ああこういう意味が隠されていたのかも、という発見があって楽しい。

ひまつぶしに何度も見た雑誌をぺらぺらなんとなく読んでいる、いや、見ているような時間もあるが・・・

ああ、どちらにせよ良いお付き合いではありませんか。
惜しむらくは、彼がベストセラー本ばかりを買って読み終わったら古本屋に売ってしまうというタイプでなければ良いのですが・・・しかしたぶん読書好きだと思います。
あと、
「図書館でめちゃくちゃ本を借りるんですよね」
と、もし彼に言われた場合、
一体それはどういうことになるのかを考えねばならないでしょう。
読みおわった後は

「帰れよ!」

と、言ってタクシー代を渡すような男なのかもしれませんよね。
そんなことはないですか。

次回は
「【ケース4】 職場を変える」
です。