「ご紹介します」

普段、こうやってにぎっています。
こうです。

(見せる)

それでこれは、力はそんなに入れていません。
ですが全くというわけではなくて、ある程度、ですが入れています。
このまますます夜もありますが、
時には強くにぎりしめることもあります。
これぐらいから…こうです。

(力を入れてにぎる)

ドキッとするぐらいの力をこめて、
ちょっと疲れるぐらい。
ある程度の時間。
…これぐらいは、にぎり続けます。

(それからゆっくり力をゆるめると、それでぺちぺちとキャベツをたたく)

嬉しいことがあった日とかもいいんですけど、どちらかというと嫌なことがあった時のほうが興奮しているかもしれません。
色々な感情を交差させながらこうしていると、段々没入してきて、いつもと違った感触を味わえるような気がしますね。
速度は決めずにおもむくまま。
大体にぎった時間の3倍を心がけてやっています。
それぐらいが一番良いということが何となくわかってきました。

にぎっている熱で少しだけぬくくなる瞬間、

その瞬間を見ているときが、個人的にはクライマックスでしょうか。
そうですね。
ですから今はもうエピローグなわけです。
では、食べましょう。(ちくわを食べる)