「愛があれば」
先日、とある秘密の小部屋で、いつものようにお金を介したセックスを営んでおりました。
私の唯一の趣味なのです。
私はこの時間を一番大切にしていて、そして生きていて一番生を実感する瞬間なのであります。
その部屋に本日突然、恩師が怒鳴りこんできたので、大変びっくりしてしまいました。
以前から恩師はどうも私のそのようなみだらな性生活に腹を立てていたようで、遂にその我慢も限界にきたというのです。
「君のような奴は死ぬべきだよ!」
おもいっきり怒鳴られてしまいました。
ショックでした。
「愛のあるセックスなら、ぼくは何にも言わない。だが君のそのセックスはなんだ!」
恩師はそう訴えてくるのです。
愛のあるセックス。
噂では大変にロマンチックなものだと耳にはするのですが…でも、しようと思ってもなかなかできないうちに欲求が我慢を上回り、このような事態におちいってしまったのです。
転がる石のように。
セックスし続けてしまいました。
愛あるセックス。
そりゃしたいです。
したいけど…
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