「男の人が一番セクシーな瞬間」

私たちの世代ならば、例えば男の人を紹介してもらう時に、容姿や年収や性格なんかももちろん気になるのところではありますが、やっぱり最終的に大事になってくるのは、その人が自分のオリジナルテーマソングを持っているかどうかなのではないでしょうか。
ある程度の年齢の男の人は、自分のオリジナルテーマソングの1曲や2曲は持っていないといけないのではないかと思うのです。
自身のテーマソングを口ずさみながら待ち合わせ場所に姿を現す。
男の人が最もセクシーな瞬間ではないでしょうか。
最近では、ジャズやテクノのような歌詞のないインストゥメンタル的な曲が、テーマソングとしてオシャレとされている向きもありますが、どうなのでしょうか。
確かに一見格好よいのですが、ここぞという時に女性は、やはりその人の曲を一緒に歌いたいものなのです。
その人が落ち込んでいたり悲しみにくれていたりする時に、物陰からそっとその人のテーマソングを口ずさんで勇気づけたりしたいのです。
そんな時に「フンフンフーン」という鼻歌ではお話しになりません。
やはり歌いたいです。
私の一番の好みのタイプは、やはりバラード調のゆったりとした曲であります。
アップテンポでハイテンションな曲は、確かに爽快で格好よかったりしますが、普段アカペラで歌う時にはちょっと恥ずかしくなってしまうのが、たまにキズです。
ちなみにこれは、私の今の彼氏のテーマソングです。最高のバラードなんです。

「俺はどこへ行くのだろう」
するどい刃を突き付けられた
俺は一瞬たじろいだが
平気平気!
刃なんて怖くない
俺は恐れない
恐れるもんか
刃をさっそうとかわして
バイクで走りだすのさ
待ってろよ未来
俺はいつかお前を追い越したい