「ラグビー部物語5」

高校一年生の登校謹慎中に先生に見せる為に書いていた日記がこれである。一言でいえば幼い日記である。

9月29日
6時50分頃、学校が休校になったのをしった僕は昼までなにをするでもなく家の中で本を読んでいた。このままボーッとしていても仕方がないと思い、昼からはやりかけの宿題をし、夜10時寝た。

9月30日
いつも通り学校へ行き、放課後3年生のクラスで2時間程自習をし、まっすぐに家へ帰った。
家に帰ってご飯を食べた後、自習の時にやりかけていた問題を終え、すぐに寝た(9時ぐらい)。
ーカッコをつけてまで寝た時間を記入する意味があまりよくわからない。

10月1日
家に帰ってもなにもするがないので、帰る途中に本を三さつ買った。
家に帰った後、矢作俊彦の「スズキさんの休息と遍歴」という本を読んだ。まだ最初の方しか読んでいないが、かなり変わった小説で、おもしろくなりそうだ。
ーちなみにこの本は最後まで読めずに途中で断念してしまった。

10月11日
7時頃家に帰りなにをするでもなくゴロゴロしていたらいつのまにか10時30分になっていたので、ねようとおもう。
ー無邪気な一日である。

10月17日
テストが近ずいてくると、授業中も雰囲気からしてちがってくる。普段はろくすっぽ授業を受けずに寝てばかりいる奴が必死の顔で先生に質問している。こういう光景があると自分も燃えてくる。テストまであと4日だ!
ー書く事がなくなったのか、何か変な勢いを出している。