「電車にのって」

 例えば、奈良県から京都の自分の家まで歩いて帰ったら、メチャクチャ疲れるだろう。ましてや走って帰ろうものなら、途中でくじける事間違いなしだ。何キロあるのか見当もつかないけれども、きっと無理だ。くたくたになって泣きながらうずくまっている姿が目に浮かぶばかりだ。
 かといって自転車に乗って帰るのも、ぎりぎりだ。できれば避けて通りたい道ではある。おしりがメチャクチャ痛くなる予感がするし、やっぱりくたくたになるような気がする。ゴール地点にミック・ジャガーさんのようなロックスターでもいないかぎり、ぼくのモチベーションは上がりそうにもない。
 だからこの際電車に乗るのが、一番自分的にはホッとする展開なのである。
 この際ハッキリいっておこうと思うが、電車は便利だ。多少お金はかかるけれど、やはり電車は便利であると言わざるをえない。
 やはりぼくも遠くへ行く時はよく電車を利用するのだ。電車は特急電車に乗ったりすると、移動しながらムシャムシャ物を食べたりする事もできる。おにぎりとか菓子パンとかムシャムシャ食べたりしてとても快適だ。でも特急電車クラスではちょっと弁当はハリキリすぎなような気もするが、どうなんだろうか。どうなんだろうか!
 でも物をムシャムシャ食べたりするのはみっともないですわよ、とか言われたり、匂いが気になったりするかもしれないのだ。
 そこらへんもどうなんだろうか。
 どうなんだろうか!