『黒木陽子の百人一首を斬る!』
(略して『陽子の百人斬り!』)
【第八十一回】

【原文】
ほととぎすなきつる方をながむれば
ただ有明の月ぞ残れる
[後徳大寺左大臣(ごとくだいじのさだいじん)]

【読み】
ほとどきすなきつるかたをながむれば
ただありあけのつきぞのこれる

【意味】
ほととぎすが一声鳴いた。その声の方をながめると、ほととぎすの姿は見えずに、有明の月だけが、暁の空に入り残っているのだった。

【斬り】
「ほととぎす鳴きつる方をながむればノ」
「わかった!!『いづこも同じ秋の夕暮れ!』」
「ブッブー。不正解。」

間違えて覚えてました。

でも、なんでもいけそうやんなぁ。
「ほととぎす鳴きつる方をながむれば
 富士の高嶺に雪はふりつつ」

ねぇ。
ホトトギスが鳴いている方をみたら・・。
猫が窓からのぞいていてびっくり。
(昨日、実際に野良猫が部屋の中を覗いていて、
おもわず『ぎゃっ!』と叫んでしまった。)

いや、でも違うんですって。
猫は。違う。ホトトギスは、夜明けの鳴き声らしい。

つまり、「しし座流星群」をみんなでわいわい観たり、
恋人と観たり、山の上でひとりさびしく観たりするように、
「ホトトギスの夜明けの鳴き声」っちゅうのは、ある種のイベントだというのだ。

へ〜。なるほどなぁ。
(「有明」=「明け方の月」という平安時代の常識は、
もう百人一首を八十首やっちゃった私にとっちゃお茶の子さいさいッスよ!へへ)

・・・どうでもいい。
そんなことは本当にどうだっていいんだ!!

おちついて。

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みなさん☆!ホトトギスってどんな鳥か知ってます?
私は知りませんでした。
鳩をツバメのフォルムにした感じなんですね〜☆。

ぜひ、ググって画像をみてみてくださ〜い★★。

どうですか(?。?)私の説明どおりでしたかぁ〜☆☆?

こんど、外国人にホトトギスについて尋ねられたら(>o<)/、
「ハトをツバメのフォルムにした感じで、夜明けの鳴き声が有名。
織田信長は『鳴かぬなら殺してしまえホトトギス』と詠んだと川柳で言われるが、
彼の子孫はフィギュアスケートをやっていて、『鳴かぬならそれでいいじゃんホトトギス』と詠んだとか。」
と、答えられたら多分完璧でッス☆。
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・・・。
あ〜。もう。
どうでもいい感漂いまくりの81回。
(何書こう・・・)と、思っては筆を止め、寝ノ、思っては筆を止め、うたた寝で、
これでも書くのに6時間くらいかかっています。

カッコウなんてどうでもいいねん!
いや、違う。ホトトギスか。
ホトトギスはカッコウ科の鳥で、
托卵(モズとかの巣に卵を産みつけて育ててもらうこと)とかするらしい。
ずるいずるいなぁ。ずるい奴やで。
しまっった。気を抜くとウィキペディアで調べて
どうでもいい知識が増えていく・・・。

あと19回。頑張ろう。ウィキペディアとともに!

(現代語訳・作者解説は、Webサイト小倉百人一首さん http://www.watarase.ne.jp/hyakunin/から引用しました。)

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