『黒木陽子の百人一首を斬る!』
(略して『陽子の百人斬り!』)
【第四十六回】
【原文】
由良の門をわたる舟人かぢをたえ
ゆくへも知らぬ戀の道かな
[曾禰好忠]
【読み】
(ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ ゆくえもしらぬ こいの みちかな)
【通釈】
由良の海峡を渡る舟人が、舵を失って漂流するように、私の恋もこれからどうなっていくのかまったくわからず、不安に満ちていることよ。
【斬り】
海峡で舵を失ったらまあ大変。想像するに不安どころじゃ無いと私は思いますね。
そんな感じの恋か…。
ギョエ〜。
仕事できん!そんな状態じゃ仕事できへんやろう…。
とはいえ、エンジン絶好調!目的地向けて二人でレッツゴー!的な恋も、どうなんやと思ってしまいます。
う〜ん。
結論。
そんな人に、おまえのオールを任せるな!
と、TOKIOに端で唄ってもらうといいかもね。
やっぱしユラユラ漂流したらあかんわ。舵を失ってもなんでも、手で漕いでどこかに向かって行きたいものですね。
恋も仕事も人生も。
(現代語訳は、Webサイト小倉百人一首さん http://
www.watarase.ne.jp/hyakunin/から引用しました。) |