『黒木陽子の百人一首を斬る!』
(略して『陽子の百人斬り!』)
【第四十二回】

【原文】
契りきなかたみに袖をしぼりつつ
末の松山波越さじとは
[清原元輔]

【読み】
(ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつ
すえのまつやまなみこさじとは)

【通釈】
たしかに約束しましたね。たがいに涙にぬれた袖をしぼりながら、末の松山を波が越えることがないように、二人の仲は絶対にかわるまいと。

【解説】
末の松山に波がかかる→絶対にできないことの例え。インポッシブルなかんじやね。

【斬り】
なんか激しいなぁ…。
韓国っぽい。(私の中の韓国ドラマはこんなイメージ。チャングムの誓いしか見たこと無いくせに。)
オナラ(チャングムのテーマ曲)が流れてそう。
チョンホ様(チャングムの登場人物。チャングムの恋人。カッコよくて仕事ができてチャングムの為なら職権乱用。でも、けっこうマヌケ。大好き)に歌っていただきたい。
チャングムばかり。

そうなのです。私、この一年『チャングムの誓い』にすっかりはまっていたのだった。へへへ。

まあ、そんなことより歌だ歌だ。

ちぎって、しぼって、もう大変。
ここで問題です。
恋人からこんなメールが来たらどうする?!

A。即消去。届いてないことにする。
B。友達に見せて笑う。
C。なぜこんな人と付き合ったのかと落ち込み、blogやmixiに書き込む。
D。違うコンセプトの歌を送る。

Dやね。
波が来ることが、あるかもしれへんやろ!そういう固定した物の見方で、いったい私がどれだけ傷ついたことか。そういうところがやな云々かんぬん。
激しさには激しさでこたえてやりましょうよ!

(現代語訳は、中央図書「古典の学習【小倉百人一首】」宗政五十緒著」から引用しました。)




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