『黒木陽子の百人一首を斬る!』
(略して『陽子の百人斬り!』)

【第二十九回】

【原文】
心あてに をらばやをらむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花 [凡河内躬恒]

【通釈】
もし折るとしたら、あてずっぽうに折れば、折ることができるだろうか。初霜の一面にまっ白におりて、どれが花か霜か、見わけをつかなくしている白菊の花を・・・。

【斬り!】
薬づけ。
かなり精神状態がやばいね。
冬。早朝。白菊か霜かわからずあてずっぽうに菊を折ろうとする男が一人。

やばいッス!

ていうか私、今、この気持ちわかります。私なんかやばいです。
もうこの文章自体楽屋で書いていて、あてずっぽうもはなはだしいです。
書いているうちに何か見つかるやろうってなもんですが何もみつかってません。
というより早くごはん食べたい。
夕方のお弁当はチキン南蛮だ。

そんな私は77年企画出演中です。
まだ見てない人は是非。

次回、お楽しみに!



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